湘南藤沢milky spot主宰の阪本です。
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【milky spot が出来るまでのお話】

幼い頃からハンドメイドが好きでした。

最初の作品は小学1年生の時に作ったフェルトマスコット。
本屋さんでレシピ本を買ってきて、見よう見まねで作ったのが始まりです。

小学校の近くに、こじんまりした手芸屋さんがあって、そこのおばちゃんに色々なハンドメイドを教えてもらいました。
編み物、刺繍、手縫いやミシンなどなど・・・。
本当にたくさんのジャンルの手作りを教えてもらい、私の「作りたい気持ち」を形にする相談にのってもらっていました。

小学6年生の時の時、「1年生が楽しく学校に来れるように、みんなで何かやろう!!」という事になり、何故かその頃流行っていたピンクレディの衣装を作ることに・・・。

手芸店のおばちゃんに相談しながら試行錯誤して作ったピンクレディのウォンテッドの衣装(^^)
小学生が作るのはとても大変だったけど、作り上げられた時の達成感はとても素晴らしいものでした。
今ではとても懐かしい思い出です。

その後は興味が沸くもの全て色々なハンドメイドを楽しんできました。
就職して少し遠ざかりましたが、子供を遊ばせていた公園で大きな出会いが・・・。

 

お子さんと一緒に走り回って遊んでいる2人のママに出会ったのです。

 

超ミニスカで、すごい速さで走り回る子供達とおもいっきり追いかけっこするママ達。
なんであんなに速く走っているのにスカートめくれないのかなと思いながら見ていました。

我が家のお兄ちゃんも活発だったので、お兄ちゃんを追いかけられるように私は公園に行く時はほとんどパンツでした。なので彼女たちを見るたびに同じデザインでもう少し長めのスカートが欲しいなぁ~と思っていました。(本当に超ミニスカだったので)

 

あんなにすごい勢いで子供を追いかけてるのに、なんでめくれないんだろう?

デザイン、どうなってるのかな?

どこで売ってるんだろう?

公園で会うたびに、ずっとずっと気になっていました。

でもね、彼女たち、すごく明るい金髪でおまけに日焼けで真っ黒。
ちょっとこちらから声をかけるのは、あいさつも出来ないほど怖かったんです。

公園に行けばいつも彼女たちがいて、子供たちといつも楽しそうに遊んでいました。
悪い人ではなさそうなんだけどなぁ・・・
でも怖いなぁ〜・・・と思いながら数か月。

やっと息子が彼女達のお子さんと少しずつ遊ぶようになって、公園に行けば「こんにちは」とあいさつ出来るまでになりました。
スカートの事が聞ける!!と思いました。
ここまで数ヶ月、長かった!!

 

ある日、勇気を出して恐る恐る聞いてみました。
「そのスカート、どうしてでめくれないんですか?
私も同じのがほしいので売っているお店を教えてもらえますか?」って。

 

帰ってきた返事は
「これ?
売ってないよ!
だって自分で作ったんだもん」

 

え~~〜〜〜!!
金髪で真っ黒な彼女達とハンドメイドがつながらない!!
あの風貌でミシンに向かってる姿が想像できない!!

だって縫い目も綺麗で、きちんとステッチ入ってるし、ハンドメイドに見えないし
体系に合っててラインも綺麗だし、どうやって作ったんだろう!!
って、いろんなことに疑問が爆発しちゃいました。

 

彼女たちは、聞いた事はなんでも教えてくれて、私が堰を切ったように色々聞いたら、なんとそのスカート!!
採寸して、自分で体系に合わせてパターンを引いて、型紙から起こしたハンドメイドだったんです!!
そのクオリティの高さに感動しちゃいました。
それもそのはず、お2人の内の1人が元パタンナーだったんです。

私のハンドメイド人生、復活の瞬間です!
怖かったけど勇気を出して話しかけて本当に良かった!

 

ちょっと怖かったけど、生協(食材の宅配)仲間にも一緒に入れてもらって、週に1回集まってハンドメイド談義(^^)
生地の特性や副資材を売っているお店などいろいろ教えてもらいました。

横に少し大きかった上の息子の洋服は既製品のサイズが合わない事もあって、子供服はほとんど手作り(^^)
ハンドメイド本の型紙を息子用にパタンナーの彼女に直してもらってお兄ちゃんの服を作っていました。

今、思い返せば彼女達との出会いが私の人生を変えたといっても過言ではありません。

 

その頃は専業主婦。
12年のブランク中の出来事です。
会社を退職して社会から隔離された生活の中、不安を抱えていた頃です。
いつかは社会復帰を・・・
その為に今出来ることは何?と自問自答していた時でした。

 

会社員として社会復帰の為にはパソコンが不可欠・・・。
今、やりたい事はハンドメイド・・・。
楽しみながら無理なくパソコンの勉強するには・・・。
と思って始めたのが「手作り子供服のお店 とれじゃーきっず」という子供服のネットショップでした。
時にはフルオーダーで受注することもありましたが、元パタンナーの彼女が専門的な知識を持っていたのでお客様から質問が来ても自信を持って回答できました。

(その時に、出産を機に埋もれている労働力って沢山あるのではないかと思いました)

ネットショップで販売する子供服の作製はパタンナーのママ友に任せ、私はほとんどホームページ担当。
その頃、実はマウスも無い時代。
記憶媒体もフロッピーでした。
専業主婦の間にマウスやUSBが出てきて不安になりました。
私は社会復帰出来るんだろうか・・・ってね。
子供服作りを楽しみながら、いつかは社会復帰を・・・と思っていました。

 

それから10年後、長男が中学生、次男が小学生になった時に派遣社員で社会復帰。
ブランクが10年もある私を雇用して下さった会社に感謝しています。

派遣期間は3か月でしたが、その時の上司に「あなたの家の近くの子会社で人が欲しいんだけど、継続して仕事する気、ある?」と聞かれ、二つ返事でOKしました。

その時の会社が特例子会社(障がいのある方の雇用促進のために設立された会社)です。
障がいを持った方々と働くことで仕事以外にも色々な経験をしました。
その事がきっかけで産業カウンセラーの資格を取得。
その後、少しずつワーキングマザーへのカウンセラー活動も開始しました。
フルタイム勤務ゆえの子育てとの両立の難しさ、会社の制度や国の指針と現実とのギャップ、本当の意味での子供の話を聴く事の難しさなど、沢山のママ達の声に共感し自らも試行錯誤しています。

その後ハンドメイドも自己流から卒業し、色々な資格を取得。
・ミニチュアスイーツデコ、ミニチュアクレイフラワー講師(アートギャラリーフローレ)
フレンチデコ講師(日本ヴォーグ社)
フレンチメゾンデコール講師(日本ヴォーグ社)
ハーバリウム講師(フェリチアフラワースクール)
アロマストーン講師(アロマフレグランスストーン協会)など

 

その後、転職し、次男が高校生になってから2014年4月に「湘南藤沢milky spot」開講。
会社勤務を継続しながらカウンセラー活動をする中、ダブルワークでmilky spotを主宰していました。
レッスンではハンドメイドの技術をお伝えすることはもちろん、「習いに来て下さった方が何を望んでいるか」を常に考え、教室に来て下さった方が満足感や達成感を得て下さる事を第一に教室運営しています。

満足感や達成感を得られると心が安定します。

 

2015年11月 ANDMAMACO 監事に就任し子育て中のママをサポートする活動も開始。
一般社団法人ANDMAMACO

2018年7月、カウンセラーとしての活動は一旦縮小。
習い事協会Briller(ブリエ)の理事として、新しくお教室を開業したい方や副業でハンドメイド教室を考えている方のサポート活動を開始致しました。
習い事協会Briller(ブリエ)

あの手芸屋さんのおばちゃんの様にハンドメイドのジャンルにこだわらず、作り手の【作りたい気持ち】を形にできるハンドメイド教室を目指しています。
習い事協会Briller(ブリエ)のハートフルhandmade講座は、その様な想いでカリキュラムを作り、オプションカリキュラムも随時追加予定。
作り方の順番や道具の持ち方よりも、どうしたら綺麗に仕上げられるか、どうしたら作り手の作りたい気持ちを形に出来るかを重視してレッスンし、カウンセラーとしての手法も用いて満足感や達成感を上げられるように努力しています。
同じ想いの講師が増えたら素敵だなと思い、習い事協会Brillerを立ち上げました。

湘南藤沢milky spotのレッスン内容は、生徒さんの作りたい気持ちと私の技術を形にした総集編です。
1つのハンドメイドジャンルの技術向上を目指している方向けではありませんので、その点はご了承下さい。

まだフルタイムでの会社勤務も継続中です。
なので基本的には会社がお休みの水曜日と日曜日に、皆さんからレッスンリクエストを頂いてから日にち設定をしています。
私と同じ様にフルタイム勤務の方で、就業時間後のレッスンを希望される方にはナイトタイムのレッスンリクエストも受け付けています。
あなたと私の日程調整できた日がレッスン日になるのです(^O^)
開催できる日数が少ない為、基本的には2か月先の日程でリクエストを受け付けていますが、ホームページをご覧になって【作りたい気持ち】になったら、とりあえずお問い合わせ下さいね。
お待ちしています♥

仕事の息抜きに、子育てや介護の息抜きに、【自分だけの時間・作ることに没頭する時間】を作りませんか?
自分の作った物が日常生活の中にあるだけで、ちょっとワクワク!! テンション上がります。
作ることに没頭している時間はまるで別世界に行っているみたい。

一緒に別世界へ行きませんか?
あなたにお会い出来ることを楽しみにしています。